C#言語からExcelファイルの読み書きを行います。そして特にここでは伝票の印刷を主眼に置いています。Excelの読み書きができれば処理をC#で行うことができるわけですが、本格的なシステムを構築できるツールは当工房の別のツール「ワークプロセスモデル構築」ツールで提供していますので当「広々のびのびデジタル広場」ツールでは伝票の印刷を主目的にしています。ただしC#で各ロジックは「ワークプロセスモデル構築」ツールでも同じですので、ここで慣れておくのもよいと思います。伝票の印刷はシステムを作るうえで少なからず必要になりますが、ユーザの個別の要求を専門家が作る場合どうしても手間と費用がかさみます。またユーザにとっても思うようなものを作ってもらうにはそれを説明する手間は小さくありません。そこでユーザ自身が作ってしまえば手っ取り早いのですが、その時に伝票のレイアウトをExcelで作るというのはよいアイデアだと思います。レイアウトができてしまえば、仕様は9割がた固まったようなものです。あとはデータをこのツールで挿入していけばよいのです。
Excelの読み書きがC#言語から行えるのは内部仕様が公開されているからです。最近ではPythonからExcelを読み書きする方法の書籍が出ています。当ツールはC#ですができることに変わりはありません。また当ツールではLibreOfficeで作った.xlsxファイルの読み書きもできることを確認しています。