これはプログラム開始時に表示されるスプラッシュウィンドウです
有料版 準備中
・データフロー図作成ツール。すでにデジタルの世界にかかわっている専門家及びデジタルの世界に興味を持つ大人むけのツールです。
・システム分析とはデータ(Data)の種類や流れ(Flow)や扱い方を明らか(Diagram)にするものです。
・システム分析のツールは、高度なものもありますが使いこなすのは大変です。そこで当工房店主も多用してきて比較的容易に使いこな
せて中小規模のデジタル化に有効なDFDに注目しました。DFDは専門家とユーザが一緒になって黒板や紙に描いてシステムを分析
するのですが書いたり消したりと手作業ではとても大変です。そこで思うように描けるデジタルツールを用意しました。
・専門家に加わってもらわなくても、知っている人のちょっとしたアドバイスがあれば誰でも身の回りの仕組みのデジタル化をするとき
に利用できます(解説書もたくさん市販されています)。
・ところでこの「誰でも使える」とは言いすぎでしょうか。DFDは専門家のツールとされてきたからです。もちろん大規模な場合は
専門家の出番ですが、デジタルとは関係なく業務改善のための分析に使用することも出来ますし、少しは利用価値があるのではないで
しょうか。考えてみれば小学校のプログラミング教育の目的である論理的思考やプログラミング的思考を図で表現するとなれば、こう
なるのではないでしょうか。
1)システムエンジニアリングの構造化分析で頻繁に作成されるデータフロー図(DFD)を描くものです。
イ)このアプリケーションの大まかな動作
・DFDシンボル図はウィンドウ(このアプリケーションではキャンバスと言います)上の任意の位置に配置でき、
マウスで動かせます。
・DFDシンボル図間は矢印で結べるようにしてデータのフローを表現します。
・ERDも作成できウィンドウ上の任意の位置に配置し、マウスで動かせます。
・ERDシンボルはDFDの一部としてデータディクショナリを表現するものとしても利用できます。
・ERD間には線を描くことが出来、線の両端にはカーディナリティを表現することが出来ます。
・キャンバスは複数設定でき、DFDの階層を表現できます。
2)当アプリケーションはDFDを単なる最終的なドキュメントの絵としてではなくシステム設計作業そのものに使用することを
念頭に置いています。
ア)データベースと連携(当アプリケーションはデータベースを内蔵しています)
・DFDに記述される文字情報(例えばプロセスに記述するスペック=仕様 など)をデータベースに格納することが出来ます。
その逆もできます。
・ERDに記述されるエンティティ名、データ項目名をデータベースに格納することが出来ます。その逆もできます。
・それらのデータは外部の表計算ソフトなどに取り込めます。その逆もできます。
イ)ただし当アプリケーションに内蔵するデータベースは独自のもので、複数の端末(人)が同時にアクセスすることはできません
(一般的な表計算ソフトに似ています)。
1)図としてDFDを描く時になるべく自由にゆったりと描けるように工夫をしています。
ア)ディスプレーの大きさを超えたキャンバスを実現
・DFDを配置するウィンドウ(キャンバス)はスクロール機能などを使用して理論的には大きさに制限はありますん。
もちろんディスプレーをはみ出して操作するのは煩わしい面もありますので、なるべく大きなディスプレーを使用するように
お勧めします。
・DFDシンボルの図を配置・移動するのをマウスでスムーズに行えるようにしました。図の移動に連れて自動的にウィンドウは
スクロールします。
・ディスプレーから隠れて見えなくなった図もサブ的なマップウィンドウを用意してその存在を確認できるようにしました。
イ)DFDではシンボル間を結ぶデータのフローを線で表しますが、この線をスムーズに引けるようにしました。
・線は直線・曲線どちらも使えます。
・線上には複数の点(結合点と呼んでいます)を設定でき、結合点を経由して線が描かれるため、DFDシンボル図を迂回する
などができ、思うような線が描けます。
結合点もマウスで移動できます。
ウ)DFDシンボル図の大きさは自由に変更できます。
エ)上記ア)~ウ)はERDにも当てはまります。
2)DFDの印刷がイメージ通りになるように工夫をしました。
ア)DFDがどんなに広い範囲に描かれていようが、そのすべてを印刷することが出来ます。
・しかしプリンターの印刷できる用紙の大きさの制約は如何ともしがたいので分割して印刷しますが、並べて大きな一枚に簡単に
出来るようにしています(もちろん紙は並べるなり貼り合わせることになりますが)。
イ)分割されて印刷された紙には並べやすい番号が振ってあります。
3)このアプリケーションはDFDを単なるドキュメントとして終わらせないために、スペックなどをデータベースに格納し、
またXML形式で外部に書き出すことが出来るようにしました。
その逆もできます。